小さな森の和美術館の展示室に入ると直ぐに、ど〜んとすげのでんじゅ作100号の「ねんねこ森の仲間たち」が出迎えてくれます。この作品は、すげのでんじゅさんの倉庫(東日本大震災で建物が傾いてしまう前は展示室になっていました)に眠っていました。でんじゅさんの大ファンの森山登美子さんが、島根県から美術館を訪ねてくださった時に、でんじゅさんのアトリエはじめ、作品が展示されているところを一緒に観て周りました。その時、倉庫に眠っている作品を観て、森山さんが、でんじゅさんに「この絵は、小さな森の和美術館に展示しなさい。倉庫で眠らせて置くのはもったいない。たくさんの方に見てもらえるようにした方がいいですよ。」その後、直ぐに、でんじゅさんが、トラックを借りて、美術館に持って来てくれました。本当に、美術館にぴったり。手を広げて、みなさんを迎えてくれています。
美術館に飾った作品を森山さんが観に来てくれることになっているのですが、コロナで来られません。でんじゅさんと島根県に森山さんを訪ねることにもなっているのですがこれも叶っていません。早く、落ち着いて、行けるといいな、そして、みんなで楽しく作品について話せる日がくるといいなと思う日々です。
※今日は開館しています。
マスク着用で足元にお気をつけて、お出かけください。